第4の試練の書(3) - 宝箱を集めよう！

【この試練は何を表現したものか】

これは、あなたが管理するネットワークに、容易には駆除できないマルウェアが侵入した状況を表現しています。放置しておくと、貴重なデータが奪われてしまいます。
「マルウェアを見つけたら、そのたびに駆除していく」という方法だと、その間に貴重なデータが奪われかねません。そこで、マルウェアの攻撃に耐えられるような最低限の対策や、マルウェアの攻撃を鈍らせる対策をした上で、駆除よりもデータ保護を優先することを迫られることがあります。
「マルウェアを見つけたら、そのたびに駆除していく」という方法だと、マルウェアと戦っている間に貴重なデータが奪われてしまいかねません。「マルウェアの駆除」と「データの保護」、どちらを優先すべきかを考えてみてください。

【この試練はどのような意味を持っているか】

この試練のエントランスの宝箱から手に入るものは、それぞれ次のものを表現しています。
ポーションは、侵入者を攻撃するための手段で、少し離れた位置から投げつけても、侵入者にダメージを与えられます。オオカミは、自分になつかせるためには手間がかかるので、準備が必要な武器となります。ただし、一度なつかせれば自分の代わりに侵入者と戦ってくれるので、自分が侵入者から直接攻撃されてダメージを負う可能性は低くなります。
剣は、侵入者を攻撃するための手段で、手に装備して使います。侵入者に近づかないと、ダメールを与えられません。このように、ポーション、オオカミ、剣は、それぞれ特徴の異なる攻撃・防衛の手法を表現しています。