荷物を届けよう!

【この試練は何を表現したものか】

大きな城門の周囲に小さな扉が6つあります。中央の大き
な正門は、特別な時にしか開かない門で、この試練の中で
は常に閉まっています。周囲の小さな扉は、特定の荷物を
城内に運び込むための小さな部屋に通じており、その小部
屋の中にある宝箱に荷物を入れれば、荷物の配達は完了で
す。中央な大きな正門の向かい側には、荷馬車が止まる場
所があり、荷馬車で運ばれてきた荷物は、荷馬車の横の宝
箱に、順番に入れられていきます。
特定の通信を通す小さな扉は、常に開いているわけではなく閉じることもあります。当然、開いている時でないと、通信する(=荷物を運び入れる)ことはできません。

【この試練はどのような意味を持っているか】

四角いブロックは、「パケット」と呼ばれるデータのかたまりです。
この試練は、情報機器が複数持っているポートに、外から
データが届けられる様子を表現したものです。
ネットワーク上で繋がっている情報機器の間でなされる通
信は、実際にはそれぞれの機器の「ポート」と呼ばれると
ころを通ってなされています。いわば、情報機器を建物に
例えるなら、ポートは出入口のようなものです。
そして、ポートは開いたり閉じたりすることができます。
開いていないポートでは通信ができませんが、逆に、不必
要なポートを開きっぱなしにしておくと、侵入者に狙われ
る可能性もあります。

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