山形県の地域の⼦ども向けに、マイクラを使用してゲームと学びを融合させた体験活動を実施している、ダブルインフィニティコーディネートの齋藤博美(ひろよし)です。
2020年度は、マイクロソフト教育イノベーターエキスパート(MIEE)に認定いただき活動させていただいております。
また、ビジネスの世界では、総務省のテレワークマネージャーとして、様々な企業におけるデジタルトランスフォーメーションのお手伝いをさせていただいている、ITコンサルでもあり、現役のシステムエンジニアです。
さて、私は、2016年度から、スクラッチ、ビスケット、マイクロビットなどなど、様々なツールを使用して⼩中学生向けにプログラミング教育の先⾏支援をさせていただいております。
山形県内の⼩中学校をはじめ、神奈川県川崎市などでも指導させていただき、延べ1500名を超える⼦供たちにプログラミングの楽しさと奥深さをお伝えしてきました。
その中で、2019年度は、山形県⽴東桜学館⾼等学校の⾼校1年生と東根市⽴東根⼩学校の3年生・4年生合同チームでマイクラカップに出場し、⾒事、審査員賞として「街づくりすずかん賞」をいただきましたが、私はそのチームのコーチでもありました。
マインクラフトは⼀⾔でいえば「ゲーム」です。サンドブロックを積み上げてワールドと呼ばれる様々な建造物や世界そのものを作ることができます。また、ロールプレイングゲームのように冒険をして遊ぶことができます。
「ゲーム」「遊ぶ」と聞くと⼤抵の親御さんは「ダメ!」と⼝をそろえて⾔うでしょう。
でも、このマインクラフトは単なる「ゲーム」ではありません。プログラミングを学んだり、チーム⼀体となって協⼒し合いながらテーマにあったワールドを作り上げたり、学びやチームワークの育成にも最適な「学びのツール」ともいえるのです。
ゲーム形式で学ぶことで、⼦供たちはより興味を持つことができるのは⾔うまでもありません。実際、この教材のトライアウトでは、⼩学生から⾼校生まで、幅広い年齢の⼦どもが協⼒して取り組んでいました。この新規性は、地元新聞紙にも取り上げられたほどです。
都市圏のみならず、地⽅に住む⼦供たちにとっても最先端のIT系の学びにつなげられるこのマインクラフト。
ぜひこの教材を使って、⼦供たちの学びを深め、将来の選択肢を増やしていただけたら嬉しい限りです。