マインクラフトの種類
マインクラフトにはいくつかの種類があります。
一つ目はBE版です。正式名称は、Bedrock Edition。日本では「統合版」とも呼ばれます。任天堂スイッチ、プレイステーション、スマートフォンなど多くのゲーム機、端末でプレイすることができます。そして、統合版は、異なるハード環境でも同時にプレイすることができるというクロスプレイに対応しています。このため、同時プレイユーザー数も多いといわれています。Windows10版では、Code Connectionと組み合わせることで、MakeCode環境下でプログラミングを行いながらワールドを作成することができます。
二つ目はJava版です。正式名称はJava Edition。マインクラフトのオリジナルバージョンです。ユーザーオリジナルのスキンやMODの自作ができ、統合版に比べるとより奥深いマインクラフトを体験することができます。過去10年間にわたり継続的にアップデートされており、今後もそれが継続する予定です。
三つめはEducation Editionと呼ばれる「教育版」です。
プログラミング教育、情報教育、共同学習などの教材として使用できるように作られた教育向けです。MakeCode環境下でプログラミングを行いながらワールドを作成することができるため、学校におけるプログラミング教育にも利用できます。ただし、教育版のライセンスを購入できるのは教育委員会や学校などの教育関係者のみであり、個人がこのライセンスを直接購入することはできません。
この教材の試練に使うのは
この教材で試練に取り組む際に使用できるのは、統合版です。その中でも、Windows10版で動作するように作られています。このため、この教材を使用する際は、Windows10を搭載したパソコンをご準備ください。
マインクラフトカップで使用したのは
マインクラフトカップ、通称「マイクラカップ」で使用しているのはEducation Editionと呼ばれる「教育版」です。ライセンスを個人で購入できませんが、マイクラカップに参加申し込みを行うと、教育版で使用できるアカウント(ユーザID、パスワード)が運営側から期間限定で貸与されます。アカウントが貸与されることによって、教育版をプレイすることができるようになります。
どうやって購入するか
Windows10版(統合版)はMicrosoft Storeで購入することができます。Minecraft for Windows10を選択して購入していただければ大丈夫です。Minecraft for Windows10 スターターコレクション、Minecraft for Windows10 Master Collectionを購入しても大丈夫です。スターターコレクションやMaster Collecrion はマインクラフト本体に加えて、テクスチャパックやスキンパックなどがセットになったものです。それぞれ価格が異なりますのでご注意ください。よくわからない場合は、Minecraft for Windows10を選択すれば大丈夫です。
なお、Minecraft Dungeons(マインクラフト ダンジョンズ)というものは、今回の教材が使用できるマインクラフトとは全く別物ですのでご注意ください。