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2014年10月1日

【総務省】「平成26年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」が公表されました

会員及び関係者各位

平素は当機構の活動にご協力いただき、誠にありがとうございます。

9月30日に総務省では、平成24年度から実施している「青少年のインターネット・リテラシーに関する実態調査」を昨年に引き続き実施しました。その結果概要を「平成26年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」として取りまとめ公表しています。

<参考>
「平成26年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」
http://www.soumu.go.jp/main_content/000315097.pdf

【総務省】
◇全国の高等学校1年生相当(約3700名)に対し、青少年のインターネット・リテラシーの実態としてアンケートの実施と集計・分析結果を取りまとめています。

調査結果のポイント
○青少年全体の正答率は70.2%と昨年度(68.9%)より1.3ポイント上昇。
○スマートフォン保有者は全体の88.1%と昨年度(84%)より上昇。また、イン ターネットに接続する際、  最もよく利用する機器についても、スマートフォンが全体の80.1%と昨年度(75%)より上昇。
○1日当たりの使用時間(平日)をみると、スマートフォンは「1?2時間未満」が 最も多い(29.1%)が、ス  マートフォン以外の機器は「1時間未満」が最も多い。一方で、1日当たりの平均使用時間(休日)で   は、スマートフォンは「2?3時間未満」が最も多く(23.2%)、「6時間以上」使用する青少年が、15.7%い   る。
○一度も会ったことのないSNS上の友人数が「11人以上」の青少年は19.3%で、チャットグループ数は    「6から10」が最も多い。一度も会ったことのないSNS上の友人数やチャットグループ数は、男子よりも  女子の方が相対的に多い。
○年々、フィルタリングの認知度は高くなっており、フィルタリングの意味を適 切に理解している青少年  の正答率は72.6%で、フィルタリングの意味を適 切に理解していない青少年(66.6%)より正答率が相  対的に高い。また、スマートフォンやSNSを使う際、家庭でのルールがない青少年の方がフィルタリ   ング等を利用していない。
○90%以上の青少年がインターネットのプラス面を感じている。例えば、知りたいこと、見たいものがすぐ  に調べられるようになった、と全体の92.3%の青少年が感じている。
○ スマートフォンやSNSを使う際、家庭のルールがある青少年(71.5%)は、家庭のルールがない青少年   (69.5%)より正答率が高く、リテラシーが高い。

※「青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標」=ILAS(Internet Literacy Assessment indicator for Students)。インターネット・リテラシーの中でも、特に、インターネット上の危険・脅威への対応能力やモラルに配慮しつつ、的確な情報を判断するために必要な能力を、3つの大分類、7つの中分類に整理し、それぞれに対応する多肢選択式問題を作成。数値化することにより、各能力を可視化した。

◆お問い合わせ
連絡先:総合通信基盤局電気通信事業部消費者行政課
(担当:橋本課長補佐、井上官)
電話:03-5253-5111(代表) 5843(直通)
FAX: 03?5253?5948

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