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2017年9月13日
一般社団法人インターネットコンテンツ審査監視機構(I-ROI)は、2013年より大学・専門学校と共に運用しているインターネットリテラシーの知識・能力を認定する資格制度「DCA(デジタルコンテンツ・アセッサ)」において、初めて社会人に対して3級資格を認定いたしました。
I-ROIでは、かねてより企業・団体に向けてウェブサイトの「健全性認定資格(アセッサ)」付与を行って参りましたが、2017年より有資格者に対しDCA資格を認定する制度を開始しており、今回はその第一号となります。
社会人第一号となったのは、スマホアプリやコンテンツの開発やシステムインテグレーションを手がける東証一部上場企業の日本エンタープライズ株式会社(本社:東京)管理本部総務部の木村翔大氏です。
同社で行われた授与式で木村氏は「DCAは、コンプライアンスからテクノロジー、リテラシー全般を網羅した体系なので、発信する情報の健全性チェックの基準だけでなく、社会人・企業人としてインターネットを安心・安全に活用していくための指針にもなります。ネットリテラシー関連の社内研修にも活用していきたいと思います」と意欲を語られました。
DCAは、企業・団体内で情報の発信に携わる方々や(『青少年インターネット環境整備法』が規定する”特定サーバー管理者”にあたる方)、社内や地域社会においてネットリテラシー教育を担当する方々などに、特に有効な資格制度です。
I-ROIでは、今回の「健全性認定資格(アセッサ)」取得者への付与制度に加え、社会人向け「DCA eラーニング講座(仮)」を来年度スタート予定で準備を進めており、今後とも、DCAをより幅広い層の方々に利用いただけるよう制度の整備と拡充に努めて参ります。